『ぐるんぱのようちえん』 100年後の親御さんに薦める児童文学や絵本 No.008

100年後の親御さんに児童文学や絵本を紹介致します、という設定のブログ

No.008『ぐるんぱのようちえん

1966 日本

ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)

[FOR A.D.2112 未来の親御さんに向けたレビュー]

孤独な象のぐるんぱが、紆余曲折を経て、幼稚園を開園するお話。流浪の時には役に立たなかった、大きなサイズのビスケットは子供の食事に、大きなサイズのお皿はプールに、大きなサイズの靴はかくれんぼの場所に…と、幼稚園で役に立つ。子供達は、「一人じゃないというメッセージ」「世の中に役立つとうことの素晴らしさ」「はみ出た個性が、他の人を幸せにできる場所があるということ」を知ることが出来る。勿論、最後のページに集約される、楽しそうで、独創的な幼稚園の姿が、子供達の目で魅力に映ることは間違いない。「びすけっと、 まだ たくさん のこっていますね」の余韻が素晴らしい。

ぐるんぱのようちえん ぐるんぱ ぬいぐるみ L

 

サンフェルト フェルトマスコットキット 「ぐるんぱのようちえん」 チャーム GPA-1

100年後の親御さんも、気に入ったら、お子さんに与えたし。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★

対象年齢は、幼稚園生くらいかなあ。

 

ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)

ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)

 

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written by kiyasu   2015/3/1 第一稿
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