『14ひきのさむいふゆ』 100年後の親御さんに薦める児童文学や絵本 No.014

100年後の親御さんに児童文学や絵本を紹介致します、という設定のブログ

No.014『14ひきのさむいふゆ

1985 日本

14ひきのさむいふゆ (14ひきのシリーズ)

[FOR A.D.2112 未来の親御さんに向けたレビュー]

『14ひきのひっこし』から始まる、『14ひきシリーズ』。14匹のネズミの家族が、豊かな自然の中で、創意工夫をしながら生活していく。最も四季を感じるとることができる、絵本シリーズではないだろうか。わくわくする家の構造、細かい仕草に魅力を感じた。作者が雑木林に移り住んだことから生まれた名作だ。
有名なのは『ひっこし』、さらには初期の名作の『あさごはん』である。
 
14ひきのひっこし (14ひきのシリーズ)
 

14ひきのあさごはん (14ひきのシリーズ)

今回紹介するのは、4作目の『さむいふゆ』である。一見地味なタイトルであるが、筆者は強く惹かれた。特に、冬を過ごすネズミ達が作った「とんばりぼうしゲーム」である。このページを筆者は何度も見た。
100年後の親御さんも、気に入ったら、お子さんに与えたし。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★

対象年齢は、幼稚園生くらいかなあ。

 

14ひきのさむいふゆ (14ひきのシリーズ)

14ひきのさむいふゆ (14ひきのシリーズ)

 

 

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written by kiyasu   2015/3/15 第一稿
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