『おおきなおおきなおいも』 100年後の親御さんに薦める児童文学や絵本 No.009

100年後の親御さんに児童文学や絵本を紹介致します、という設定のブログ

No.009『おおきなおおきなおいも

1972 日本

おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)

[FOR A.D.2112 未来の親御さんに向けたレビュー]

想像力が育まれる、名作。筆者を図工好きにした一因の絵本はこれかもしれない。芋掘りが延期になった子供達が、とてつもなく大きなお芋を空想する。そんなお芋をどう掘り起こすのか、掘った後はどうするのか、彼らの空想は止まらない。実際、この本を読んで、筆者は長い長いお芋の絵を描いたものだ。ひたすら長いお芋を描いたときの、「もっと もっと」「もっと もっと」という絵本の台詞に面白さを覚えた筆者は、後の人生で、極端な実装をするようになったかも…しれない。
100年後の親御さんも、気に入ったら、お子さんに与えたし。

[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]

FOR A.D.2,012 : ★★★

FOR A.D.2,112 : ★★★

対象年齢は、幼稚園生くらいかなあ。

 

おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)

おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)

 

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written by kiyasu   2015/3/1 第一稿
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